フジ住宅(株)は2013年3月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結経営成績は、売上高660億4,700万円(前期比7.7%減)、営業利益38億900万円(同22.7%減)、経常利益37億6,100万円(同23.3%減)、純利益22億6,800万円(同18.0%減)であった。
仕入れにおける厳しい競合状況を反映し、売上高が大きく減少。またリーマン・ショック直後に取得した高利益率の分譲戸建が一巡したことによる利益率低下により、利益も予想を大幅に下回る結果となった。
主力の分譲住宅セグメントでは、自由設計住宅や当会計年度から本格化した分譲マンション販売により受注契約高は366億3,600万円(同49.5%増)と伸長したものの、売上高は246億2,600万円(同12.6%減)にとどまった。またセグメント利益は分譲マンション販売に掛かる広告宣伝費の増加や利益率の高い物件引き渡しが一段落した影響により21億3,100万円(同34.0%減)と大幅減となった。
次期は売上高800億円、営業利益54億円、経常利益53億円、純利益32億4,000万円を見込む。