森ビル(株)は22日、2013年3月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結営業収益は2,484億円(前期比24.1%増)、営業利益420億円(同10.6%減)、経常利益391億円(同7.5%増)、当期純利益144億円(同60.5%増)。営業収益と経常利益は、過去最高を更新した。
主力の賃貸事業は、運営受託収益の増加や稼働率の上昇による賃貸収入の増加で、営業収益1,338億円(同20%増)。分譲事業は、物件売却収入の増加により、営業収益772億円(同79%増)の大幅増。施設運営事業は、東日本大震災の影響から回復し、195億円(同8%増)を計上。海外事業は、前期に計上した物件売却に伴う収入がなくなり、201億円(同43%減)と減じた。
なお次期については、連結営業収益2,500億円、営業利益480億円、経常利益400億円、当期純利益220億円を見込んでいる。