東急不動産(株)は20日、同社の分譲マンションシリーズ「BRANZ」に、暮らしのシーンに合わせた照明のプランを取り入れると発表した。
“五感に響く住まい”の提供をコンセプトとする「BRANZ」に、食事の時間や子供の勉強時間、夕食といったさまざまなシーンに合わせ、リラクゼーション効果や集中力を高める新しい照明プランを用意したもの。インテリアコーディネーターや照明コンサルタントなどの資格を有する灯りナビゲーターの結城未来氏が担当。パナソニック(株)の調色機能を持たせた「シンクロ調色LED照明」と、点灯・調色・消灯の機能を一つにした「リビングライコン」を採用する。
同プランの導入第1弾は、現在開発中の「ブランズ溝の口」(川崎市高津区、総戸数63戸)。ライフシーン別に光を切り替える「リビングライコン」のほか、子供がどこで勉強や遊びをしても目が疲れないような光とすることで集中力や勉強への意欲を高める環境を用意する。22日から、照明プランを採用したモデルルームの一般公開も始める。
第2弾として「ブランズ中目黒」(東京都目黒区、総戸数23戸)での採用を予定。ニーズを検証した上で標準化も検討していく。