伊藤忠都市開発(株)は、三菱地所レジデンス(株)、大栄不動産(株)とアイピーパワーシステムズ(株)(東京都港区、代表取締役社長:上農康浩、以下IPPS)と共同で開発を進めている「クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE」(東京都日野市、総戸数440戸)が、経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業補助金(MEMS導入事業)」の交付の決定を受けたと発表した。共同住宅へのMEMS導入事業としては、都内第1号物件となる。
同物件は、JR中央線「豊田」駅徒歩5分に位置する、地上13階建てのマンション。全住戸にIPPSのMEMSサービス「電力一括購入サービス プラス」を導入。スマートメーターにより、建物全体の電力使用量をテレビ、スマホ、パソコンにより見える化する。
さらにエコネットライト対応の家電により節電コントロールを可能とするセットトップボックス、電気利用を分散化させることで安価な料金プランが適用されるデマンドオフプラン、あらかじめ登録したメールアドレスに、電力需要逼迫情報を送信し節電の協力を要請するといったエネルギーマネジメト設備やシステムで、マンション全体における電力使用量を10%削減する。
住戸は、専有面積65~93平方メートル、3LDK・4LDK。販売開始は2013年8月末、竣工は15年1月末、入居は15年3月末を予定。