三井ホーム(株)は29日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は315億9,600万円(前年同期比23.5%増)、営業損失70億5,900万円(前年同期:営業損失81億4,700万円)、経常損失70億4,100万円(同:経常損失83億300万円)、当期純損失47億1,500万円(同:当期純損失55億5,600万円)。
新築事業およびリフォーム・リニューアル事業で、期首工事中受注残高が前期を上回ったことからから、売上高が増加。売上総利益率が改善したことで、赤字幅が改善した。
主力の新築事業は、子育て世代に対応した5つのカフェスペースが選べる企画型商品「cafe+」の発売など一次取得者層に向けた商品提案力を強化。収益力の向上に注力し、売上高は27.8%増の172億8,000万円となった。営業損失は66億800万円(前年同期比8億6,100万円の改善)。
なお、通期では連結売上高2,340億円、営業利益20億円、経常利益23億円、当期純利益11億円を見込んでいる。