ミサワホーム(株)は1日、家庭用蓄電池のレンタル事業を行なうONEエネルギー(株)(東京都港区、代表取締役社長:小島一雄氏)と提携。新築住宅の建築を検討している顧客にレンタル蓄電池の導入を提案していくと発表した。
電力のピークカットや非常時の電力確保が可能な家庭用蓄電池についての関心が高まっているものの、導入コストの高さや耐用年数が課題となり普及が進んでいないことから、顧客に「レンタル方式」を積極的に提案していこうというもの。顧客はONEエネルギ―社とレンタル契約を結び、蓄電池を設置(保証・保守を含む)。レンタル料の支払いとエネルギーデータを提供する。
設置する蓄電池は定置用リチウムイオン蓄電池で、蓄電容量は5.53kWh。レンタルプランは、ベースプランが月額5,145円(税込み)。レンタル期間は10年間で、イニシャルコストは不要。導入コストは10年間で総額約62万円と、同等の容量を持つ家庭用蓄電池を購入する場合に比べて支払いの総額を半額以下に抑えられるのが特徴。
同社では、住まいの新築を検討中の顧客に対してこれらのメリットを訴求し、家庭用蓄電池の普及に貢献することで、住宅のスマートハウス化を促進していく考え。