不動産ニュース / 開発・分譲

2013/10/2

京橋駅直結の再開発事業、着工。32階建て複合ビルを開発/日土地、東京建物ほか

再開発複合ビルの外観パース(中央通りより)
再開発複合ビルの外観パース(中央通りより)
ガレリア空間(敷地内中央通り側より)
ガレリア空間(敷地内中央通り側より)

 日本土地建物(株)、東京建物(株)、(株)日建設計、清水建設(株)が特定業務代行者として参画している「京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2日、行なわれた。

 同事業は、東京メトロ銀座線「京橋」駅に直結する約1haの区域に、事務所、店舗、公益施設などを開発する再開発プロジェクト。鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上32階地下3階建て。また敷地内に建設する歴史的建築物棟は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階地下2階建て。

 中央通りと柳通りをつなぐ敷地の貫通通路には、自然光を取り入れた高さ約31mのガレリア空間を設置。地下から連続する吹き抜けなどにより低層部のオープンスペースとつなげて、開放的な空間を創出する。また外装デザインは、歴史的建造物との調和と対比を図り、高さ31mで軒線を揃えることで、魅力的な都市景観形成を図る。

 防災対策などについては、再開発棟に中間層免震構造を採用し、高度な耐震性能を確保。また非常用発電機の整備や、テナント用非常用発電機設置スペースの確保、備蓄倉庫の整備などを採用する。

 竣工は2016年10月の予定。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。