不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/10/17

収益不動産の売却等で営利79%増/サムティ13年11月期第3四半期決算

 サムティ(株)は15日、2013年11月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年12月1日~13年8月31日)の連結経営成績は、売上高214億8,700万円(前年同期比173.3%増)、営業利益24億2,800万円(同79.0%増)、経常利益11億8,800万円(前年同期:経常利益2億300万円)、当期純利益7億400万円(前年同期比84.9%)であった。

 主力の不動産事業では、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE北浜」(大阪市中央区)、「S-RESIDENCE難波WEST」(大阪市浪速区)、その他収益マンションとして「パラッツオ」(東京都墨田区)などのほか、商業施設「アンビエントガーデン和泉中央」(大阪府和泉市)等を売却。また、投資用マンションとして「サムティ天満Dio」(大阪市北区)等において291戸を販売した。その結果、売上高172億1,100万円(前年同期比291.5%増)、営業利益16億8,900万円(同164.0%増)を計上した。

 通期は、売上高270億円、営業利益30億円、経常利益21億円、当期純利益16億5,000万円を見込んでいる。

 また同日、23年11月期までを対象とする中長期経営計画「Challenge40」の策定を発表。計画として、18年度末で経常利益70億円、23年度末で170億円を目指す。具体的な施策としては、(1)東京、福岡に続き名古屋・札幌での拠点を確保し国内事業拠点を拡大、(2)REIT事業進出に向けた準備着手、(3)発展著しい東南アジアの成長力の取り組みを視野に海外への事業展開の検討開始、の3点を掲げている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。