サムティ(株)は15日、2013年11月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年12月1日~13年8月31日)の連結経営成績は、売上高214億8,700万円(前年同期比173.3%増)、営業利益24億2,800万円(同79.0%増)、経常利益11億8,800万円(前年同期:経常利益2億300万円)、当期純利益7億400万円(前年同期比84.9%)であった。
主力の不動産事業では、自社ブランド「S-RESIDENCE」シリーズとして「S-RESIDENCE北浜」(大阪市中央区)、「S-RESIDENCE難波WEST」(大阪市浪速区)、その他収益マンションとして「パラッツオ」(東京都墨田区)などのほか、商業施設「アンビエントガーデン和泉中央」(大阪府和泉市)等を売却。また、投資用マンションとして「サムティ天満Dio」(大阪市北区)等において291戸を販売した。その結果、売上高172億1,100万円(前年同期比291.5%増)、営業利益16億8,900万円(同164.0%増)を計上した。
通期は、売上高270億円、営業利益30億円、経常利益21億円、当期純利益16億5,000万円を見込んでいる。
また同日、23年11月期までを対象とする中長期経営計画「Challenge40」の策定を発表。計画として、18年度末で経常利益70億円、23年度末で170億円を目指す。具体的な施策としては、(1)東京、福岡に続き名古屋・札幌での拠点を確保し国内事業拠点を拡大、(2)REIT事業進出に向けた準備着手、(3)発展著しい東南アジアの成長力の取り組みを視野に海外への事業展開の検討開始、の3点を掲げている。