(株)レオパレス21は19日、太陽光発電システムの発電情報を可視化するソーラーマップを、福島県のホームページに公開した。富士通(株)と共同で進めている「ICTを活用した仮想型太陽光発電所の実証実験」の一環。ソーラーマップに表示しているデータを情報基盤として、太陽光発電普及のためのデータ分析・活用を開始する。
同実験では、福島県内67棟のレオパレス施工アパートの屋根を借り上げ、太陽光発電システムを設置。発電したデータを富士通のデータセンターに集積して一元管理。発電量や発電条件をソーラーマップに落とし込んだ。
ソーラーマップで公開するのは、直近1時間の発電容量、前日・先月の発電量、直近12ヵ月分の月別グラフ。これらのデータを可視化することにより、太陽光発電の普及促進につなげる。