不動産ニュース / その他

2014/1/14

「プレゼンス」「友好団体・自治体との協力」強化を目指す/マンション管理業協会

「今年の活動テーマは『プレゼンス(存在感)』『友好団体・自治体との協力』の2つ。推進に努めていきたい」などと抱負を述べる山根理事長
「今年の活動テーマは『プレゼンス(存在感)』『友好団体・自治体との協力』の2つ。推進に努めていきたい」などと抱負を述べる山根理事長
太田昭宏国土交通大臣は、「マンションの大きな課題は『2つの老い』。解決に向け、御協会の果たす役割は大きい」などと述べた
太田昭宏国土交通大臣は、「マンションの大きな課題は『2つの老い』。解決に向け、御協会の果たす役割は大きい」などと述べた

 (一社)マンション管理業協会は14日、帝国ホテル東京(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開催。協会関係者、国会議員など多数の来賓が参加した。

 冒頭挨拶した同協会理事長の山根弘美氏は、「今年の活動テーマは『プレゼンス(存在感)』『友好団体・自治体との協力』の2つ。当協会会員で日本のマンションの約90%を管理していることをアピールし、さらなる信頼獲得に努めたい」と抱負を述べた。「友好団体・自治体との協力」については、「安全」「快適」「ロングライフ」「コミュニティ形成」をキーワードに、活動を推進していくと言及。「東日本大震災では、日本人の持つ『助け合い』が浮き彫りになった。そのことを視野に入れ、関係団体や地方自治体との協力体制を築き、さまざまな課題の解決を目指していく。今年はその元年としたい」などと話した。

 また、来賓代表として挨拶した太田昭宏国土交通大臣は「マンションの大きな課題は入居者の高齢化と建物の老朽化という『2つの老い』。一人暮らしの高齢者が増える中、ハード面はもちろん、コミュニティ形成等『管理』の果たす役割は極めて重要。また、旧耐震建物については耐震化が喫緊の課題。制度が整っていない現状だが、御協会には耐震化の推進に努めてもらいたい」などと述べた。

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