(株)コスモスイニシアは6日、2014年3月期第3四半期の決算を発表した。
当期(13年4月1日~12月31日)の連結売上高は394億3,900万円(前年同期比24.4%減)、営業損失5億100万円(前年同期:営業損失3億5,800万円)、経常損失7億8,100万円(同:経常損失7億3,600万円)、当期純損失8億100万円(同:当期純損失7億6,300万円)。新築マンションの引き渡し戸数が減じたことで、赤字額は増加した。
主力の不動産販売事業は、新築マンションの引渡戸数が374戸(前年同期比474戸減)、売上高152億4,300万円(同48.4%減)。戸建住宅販売では、引渡区画数が72区画(同4区画増)で、売上高39億5,700万円(同1.9%減)。事業全体では、売上高211億8,300万円(同38.9%減)、営業利益1億9,100万円(同70.5%減)にとどまった。
不動産賃貸事業では、マンションのサブリース受託戸数が7,782戸(同509戸増)と伸び、収益性の低い物件を一掃したこと等で売上高99億9,800万円(同0.4%増)、営業利益3億9,800万円(同182.2%増)を計上した。
通期では、連結売上高665億円、営業利益10億円、経常利益6億5,000円、当期純利益6億円を見込む。