不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/3/3

東京圏の物流施設、均衡した需給環境が続く/一五不動産情報サービス調査

 (株)一五不動産情報サービスは、2014年1月期の「物流施設の賃貸マーケットに関する調査」結果を発表した。延床面積または敷地面積が1万平方メートル以上の賃貸物流施設を四半期ごとに調査しているもの。対象は、東京圏211棟、大阪圏55棟。

 東京圏の空室率は2.7%(前期比変動なし)。新規供給は36万6,000平方メートルと、3四半期連続の大量供給も、旺盛な需要に支えられ均衡した需給動向となった。賃料募集は1坪当たり3,990円(同0.3%減)。需給環境が良好であることから、募集賃料も上昇に向かうと分析している。

 大阪圏の空室率は0.5%(同0.2ポイント改善)。逼迫した需給環境を背景に新規開発の動きが活発化しているが、当面は需給悪化の懸念は小さいとしている。募集賃料は1坪当たり3,210円(同0.3%増)と上昇。東京圏と同様、良好な需給環境により、募集賃料の上昇傾向が期待されるとした。

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