(一財)日本地域開発センターは19日、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2013」の表彰式を東海大学校友会館(東京都千代田区)で開催した。
同賞は、省エネルギー住宅のトップランナーを選定する表彰制度。2007年に「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」としてスタートし、12年から現在の名称に改称した。
審査では、(1)断熱・設備の省エネルギー性能値、(2)多様な省エネルギー手法の導入、(3)省エネルギー住宅の普及への取り組み実績について、各申請物件に対して、採点を実施した。
大賞は(株)松下孝建設(鹿児島県鹿児島市、代表取締役:松下孝行氏)の「粋(すい)シリーズ ハイブリッド・エコハートQ21工法」が受賞。その他、特別優秀賞18件、優秀賞30件を選出した。
同協会最高顧問の伊藤 滋氏は「今回無事に7回目を迎えることができた。年々技術が向上しており、嬉しく思っている。今後は省エネルギー技術の重要性やこの賞の存在を外に向けて発信してきたい」と話した。