不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/4/25

ヤマダ電機との連携強め、16年度売上780億目指す/ヤマダ・エスバイエルホーム

 (株)ヤマダ・エスバイエルホームは24日、2014年2月期の決算説明会を開催した。
 
  当期(13年3月1日~14年2月28日)の連結売上高は497億6,600万円(前年比24.9%増)、営業損失6億4,700万円(前年同期:営業損失6億6,400万円)、経常損失6億6,500万円(同:経常損失6億7,000万円)、当期純損失9億8,200万円(同:当期純損失7億9,200万円)。
 説明会において、同社代表取締役社長の松田佳紀氏は、「売上高に関しては、新築住宅で27.5%増、リフォームで13.1%増と増収したが、原材料価格の高騰や円安による為替差損、職方不足による原価高騰等によるコストアップ要因が利益増を上回る結果となった」と説明した。

 次期以降の戦略については、組織体制の改定により社員のモチベーションアップを図る他、ヤマダ電機駐車場での住宅展示場展開にも注力。上期には神戸や埼玉・春日部、秋田など4ヵ所で新規オープン。また、スマートハウスやスマート家電等を体感できる仕組みを構築していく。
 商品戦略としては、中高級商品「E-シェリエ」やコストパフォーマンスに優れた「eスマイル」シリーズ等を展開。また、“スマート エコ スタイル ゼロ シリーズ”としてZEH仕様と光熱費ゼロ仕様の住宅を供給していく考えで、14年度には、売上高570億円・契約棟数2,070棟達成を目標としている。将来的(16年度)には売上高780億円・契約棟数2,700棟まで引き上げていく方針。

 なお、次期連結業績は売上高570億円、営業利益7億円、経常利益6億5,000万円、当期純利益6億円を見込んでいる。

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