不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/4/30

140店舗出店へ。のれん分けによるFC展開も始動/ハウスコム14年3月期決算

 ハウスコム(株)は30日、2014年3月期決算説明会を開催した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)は営業収益82億4,400万円(前年同期比5.5%増)、営業利益3億3,400万円(同89.6%増)、経常利益7億3,600万円(同46.1%増)、純利益4億200万円(同57.7%増)と増収増益となった。

 営業収益の内訳は、不動産賃貸仲介事業で43億6,400万円(前期比5.3%増)、仲介関連サービス事業で26億1,600万円(同7.0%増)、その他の事業で12億6,300万円(同3.1%増)と、過去最高収益を達成した。営業利益については、ウェブ活用の効率化や広告宣伝費・販売促進費などの見直し、情報メンテナンスセンターの人件費低減などといった費用抑制により、期初計画を6.2%上回った。期末の店舗数は134店舗(同1店舗減)。
 
 会見の席で同社代表取締役社長の田村 穂氏は「当期は収益性の回復や成長基盤の再構築を図り、過去最高の営業収益と仲介件数を達成できた。次期からは再び成長拡大路線へ舵を切り、積極的な店舗出店や新規顧客獲得を行なっていく」と述べた。

 次期は新規出店の加速による140店舗達成、のれん分け形式のフランチャイズ展開などを実施していく。
 業績は、営業収益86億3,700万円、営業利益4億6,500万円、経常利益7億9,300万円、純利益4億2,700万円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。