大東建託(株)は4月30日、2014年3月期決算を公表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)は連結売上高1兆2,596億7,300万円(前期比9.3%増)、営業利益897億8,000万円(同8.9%増)、経常利益933億3,500万円(同9.1%増)、当期純利益552億7,700万円(同7.0%増)。
主力の賃貸住宅建築の受注高は5,886億5,800万円(同4.3%減)。キャンセル増や営業要員の不足により減少となった。一方で期初受注残が積み上がっていたことから、完工高は5,370億5,300万円(同11.4%増)と2ケタ増を記録した。期末の受注残高は7,680億9,500万円(同7.2%増)まで増えた。建設事業全体では売上高5,453億6,600万円(同11.4%増)、営業利益869億1,700万円(同4.3%増)。
不動産事業については、一括借り上げ物件が増加したことで、家賃収入が増加。入居あっせん件数も24万1,326件(同9.7%増)で、期末の居住用物件入居率は96.9%(同0.2ポイント増)となった。売上高6,776億9,600万円(同7.5%増)、営業利益125億7,800万円(同133.6%増)。
15年3月期については連結売上高1兆3,450億円、営業利益910億円、経常利益949億円、当期純利益598億円を見込む。