グランディハウス(株)はこのほど、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)は、売上高372億5,900万円(前年同月比14.5%増)、営業利益29億3,200万円(同26.5%増)、経常利益30億3,400万円(同26.8%増)、当期純利益17億6,200万円(同29.5%増)となった。
不動産販売事業では、新築住宅販売は、用地仕入体制の一層の強化に取り組み、各エリアに専任の要員を配置することで、地権者等とのきめの細かいリレーションづくりを推進。期初から千葉県柏市エリアでの営業を本格化させたことや、各エリアでのシェアの向上に取り組んだ。
商品面においては、デザイン性と機能性の向上に取り組む一方で、照明機器のLED化や次世代省エネ基準への対応など、省エネ・創エネへの取り組みを一層進めた。
一方、中古住宅販売は、買取り市場の物件流通量の回復が進まないことが影響し、受注棟数は前年と比較して大幅に減少。仕入れ・販売体制の再整備を進め、受注強化に取り組んだ。
その結果、販売棟数は新築住宅で過去最高となる1,151棟(同154棟増)、中古住宅128棟(同42棟減)を計上。売上高は343億8,800万円(同14.2%増)、セグメント利益は28億900万円(同35.1%増)となった。
次期は売上高400億円、営業利益30億5,000万円、経常利益31億5,000万円、当期純利益18億8,000万円を見込む。