ケネディクス(株)は12日、2014年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年1月1日~3月31日)の連結営業収益は51億4,100万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は22億4,000万円(同21.6%増)、経常利益は19億8,900万円(同42.2%増)、当期純利益は33億1,000万円(同188.3%増)となった。
3月に私募RIETであるケネディクス・プライベート投資法人が運用を開始したことに加え、プロパティ・マネジメント業務を専門的に運営するケネディクス・プロパティ・マネジメント(株)を新規設立し、運営を開始。業態の幅を拡大することで、安定した経営基盤の整備に向けた取り組みを行なった。
アセットマネジメント事業については、フィーが安定して推移したほか、ファンドのクローズ時において一定の成果をあげたことにより受領するインセンティブフィーが増加。営業収益28億1,500万円(同121.0%増)、営業利益は20億4,500万円(同264.3%増)に。不動産投資事業は、匿名組合分配損益および受取配当金等により営業収益6億4,900万円(同68.9%減)、営業利益4億円(同60.1%減)となった。
通期については、営業収益210億円、営業利益52億円、経常利益41億円、当期純利益30億円を見込んでいる。