東京建物(株)は20日、「エコまち塾」の開講を発表した。同社を含む企業群と有識者で構成される(一社)中小既築建築物省エネ化フォーラムが、2013年に開業した「京橋環境ステーション」(東京都中央区)の活動の一環として実施するもの。
「エコまち塾」は、早稲田大学特命教授の伊藤 滋氏が塾長を務めるほか、建築、都市計画、環境、エネルギーなどさまざまな分野の有識者を講師に迎え、セミナーを通年開催。地球温暖化の実態把握から具体的な都市の低炭素化の方法を学ぶ。各セミナー受講は無料。
受講者は各回160人程度を予定しており、そのうち80人は通年での受講者。行政、金融業界、建設・不動産業界など多様な業態から塾生への応募があり、応募総数は定員の3倍を上回った。なお、塾生は講義の受講以外にも、講師とのディスカッションへの参加や他の塾生との交流なども行なうことができる。