不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/5/22

建設・不動産業、消費税の反動減に警戒感/TDB調査

 (株)帝国データバンクはこのほど、2014年度の業績見通しに関する企業の意識調査を発表した。全国の主要9業種・約2万3,000社を対象に、有効回答1万204社を集めた。

 14年度の業績見通しを「増収増益」とする企業は30.5%(前年度比5.4ポイント減)だったが、見通しとしては調査を開始した08年度以降で最高となった。ただし、不動産は27.7%、建設は26.2%と全業種平均を下回っている。

 また、消費税増税による駆け込み需要については、59.4%が「駆け込み需要があった」と回答。その反動減については、56.3%が「3ヵ月以内に終わる」、30.7%が「6ヵ月以内に終わる」と回答した。しかし、不動産では3ヵ月以内に反動減が終わるとの回答は39.2%、建設は37.8%にとどまっており、反動減に対する懸念と警戒感が読み取れた。

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