ハイアス・アンド・カンパニーは6月30日、「住宅購入に関するアンケート2014」の結果を発表した。同社運営の複数サイト上で、6月2~9日の期間、20歳以上の男女にアンケートを実施。1,678名から回答を得た。
「“一般的” に住宅の買い時だと思うか」という質問について、「買い時だと思う」と回答したのは35.9%(13年調査比18.6ポイント下落)であった。「買い時だと思う」理由については「消費税が10%となる可能性があるから」(56.8%)がトップで、2位は「住宅ローンの金利が低いため」(44.5%)。「買い時だと思わない」については、「10%への消費増税の可能性があるから」(25.2%)、「物件価格(不動産価格)が上昇傾向にあるかため」(24.3%)が上位となった。
「“自分にとって”は買い時だと思うか」についての質問には、「買い時だと思う」が25.3%(13年調査比10.4ポイント下落)と3割を下回った。買い時だと思う理由については、「景気回復が期待できるから」(37.9%)、「住宅ローンの金利が低いため」(26.7%)、「賃貸住宅の家賃を支払うのがもったいなく感じるから」(24.3%)が上位3位を占めた。一方「買い時だとは思わない理由」は「収入が上がらないから」(49.0%)が約半数で、続いて「十分な自己資金(頭金)がまだ貯まっていないから」(30.2%)、「ライフプラン上まだ購入するタイミングではないから」(25.3%)となった。
また、「将来的にはマイホームを購入したいと思うか」については、「購入したい」が64.9%と6割を超える結果に。「収入が上がらない等の問題は抱えながらも、マイホームの夢は捨てられない層が多いようだ」と同社は分析している。