不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/8/1

駅別のマンションPBR、「表参道」駅がトップ/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは7月31日、「マンションPBRランキング2014」を発表した。直近10年間で分譲されたマンション資産価値が新築分譲時の何倍になっているかを示した数値を、10年間の中古マンション平均価格を新築マンション平均価格で除して算出、駅別に分類。「マンションPBR」としてまとめた。

 首都圏のトップは、東京メトロ銀座線「表参道」駅で、マンションPBRは1.33。10年平均の新築マンション70平方メートル換算価格8,357万円に対し、中古流通事例の平均価格は1億1,156万円と大きく上回り、10年間で最大33%の売却差益が期待できるという結果になった。以下、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅1.30、JR山手線など「品川」駅1.30と、上位には都市部の事業集積・人口集積が顕著な駅が集中した。

 一方、マンションPBRが最も低かったのは京成本線「京成大和田」駅の0.53。新築価格2,530万円に対し、中古価格は1,364万円だった。以下、JR外房線「土気」駅0.61、JR高崎線「吹上」駅0.63が続いた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。