不動産ニュース / 開発・分譲

2014/8/1

マンション建替事業を拡大。14年度売上高2,500億円目指す/旭化成不動産レジデンス

「マンション建て替え事業をこれまで以上に強化し、14年度には累計100物件をめざす」と語る旭化成不動産レジデンス(株)代表取締役社長の渡辺衛男氏
「マンション建て替え事業をこれまで以上に強化し、14年度には累計100物件をめざす」と語る旭化成不動産レジデンス(株)代表取締役社長の渡辺衛男氏

 旭化成不動産レジデンス(株)代表取締役社長の渡辺衛男氏は、1日に会見。マンション建替事業を拡大し、2014年度に、マンション事業売上高1,000億円(13年度比264%増)、その他事業を合わせた売上高2,500億円(同191%増)を達成すると語った。

 同社のマンション事業は、“権利者と共に創るマンション事業”を掲げ、法定再開発事業、マンション建替事業、都心市街地共同化事業の3事業に特化して実施している。マンション建替事業については、このほど20件目の建て替えに着工するなど、業界でもトップレベルの実績をあげている。

 渡辺社長は、「マンション建て替えのトップランナーとして、難しい案件でも建て替えを実現してきた。マンションの再生需要は年々増していく。そこでマンション建替事業をこれまで以上に強化し、14年度には累計100物件を目指す」と述べた。

 この目標達成に向け、マンション事業従事人員を現在の105名から、14年度中に200名体制にまで拡大。大規模団地の合意形成や名古屋エリアへの展開などにも着手する。

 また事業強化の一環として、15年1月に、常設モデルルーム「ATLAS COLLECTION」を文京区に開設する計画。同モデルルームで管理組合向け建て替えセミナーなどを実施し、今後増加が予想される小規模マンションの建て替え案件などの情報入手を進めていく。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。