日本商業開発(株)は11日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~6月30日)の連結経営成績は、売上高1億5,100万円(前年同期比1.2%増)、営業損失1億4,100万円(前年同期:営業損失8,500万円)、経常損失2億6,900万円(同:経常損失1億1,500万円)、当期純損失1億7,300万円(同:当期純損失7,800万円)であった。
不動産投資事業で予定していた売り上げが7月にずれ込んだことから営業損となった。
セグメント別業績については、不動産投資事業では売上高7,300万円(前年同期比301.1%増)、セグメント利益2,300万円(同447.4%増)、サブリース・賃貸借・ファンドフィー事業では売上高7,100万円(同9.3%減)、セグメント利益1,000万円(同52.9%減)、企画・仲介事業では売上高6,600万円(同87.4%減)、セグメント利益500万円(同89.7%減)。
通期は、「JINUSHIビジネス」により開発した商品に対して長期安定的な収益が見込めることや、取引条件の向上とともに、原価率低減に努めたところ利益率が大幅に改善したことから、業績予想を修正。売上高160億円(前回公表比1.3%増)、営業利益31億4,000万円(同40.2%増)、経常利益24億6,000万円(同67.3%増)、純利益14億7,000万円(同75.0%増)を見込む。