住友不動産(株)は、中古戸建住宅を1棟丸ごと再生する“新築そっくりさん”事業の新商品「断熱リノベーションパッケージ」を10月1日発売する。
これまで“新築そっくりさん”は、主に旧耐震基準で建てられ、かつ老朽化が進んだ戸建住宅の耐震補強や間取り変更を伴う建て替えニーズを中心に展開してきたが、昨今では新耐震基準で建てられた、現在のライフスタイルに近い間取りの住宅が増え、リフォームニーズも多様化している。そのため、同商品では主に平成以降に建てられた住宅を対象とし、従来商品の主要素である耐震補強や間取り変更から、昨今のユーザーの関心が高い省エネ(断熱)に重点を置いた。
建て替えの約6割の費用で、内外装を一新し、住宅の基本性能である家全体の断熱性能を引き上げ、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住空間と冷暖房費の約40%コストダウンを実現。床・壁・天井に「高性能グラスウール」、サッシは断熱性の高いサッシ「Low-Eペアガラス」、屋根は遮熱塗料を塗装などを施していく。
また、従来より行なっている「建物診断」「耐震診断」に加え、「省エネ診断」も無償提供する。