不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/18

全国の都市圏ビル市況、緩やかに改善続く/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は16日、2014年8月の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。東京の内容は17日付のニュース参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌7.44%(前月比0.37ポイント上昇)、仙台10.71%(同0.22ポイント低下)、名古屋7.93%(同0.30 ポイント低下)、大阪8.69%(同0.25ポイント低下)、福岡6.79%(同0.01ポイント上昇)となった。札幌と福岡でやや上昇したものの成約は順調で、全体的な改善傾向に変化はない。名古屋と大阪は共に7ヵ月連続の改善となった。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,135円(同2円下落)、仙台8,444円(同13円下落)、名古屋9,776円(同143円上昇)、大阪8,999円(同41円上昇)、福岡9,354円(同179円上昇)となり全国的に横ばい・上昇基調の状況となっている。

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