不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/19

マンション賃料インデックス、全国的に横ばい傾向も名古屋市で大幅上昇/アットホーム、三井住友トラスト基礎研究所調査

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は19日、2014年第2四半期のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12エリアの賃貸マンションを対象として、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化している。

 今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区100.88(前期比0.64ポイント増)、東京都下96.78(同0.05ポイント減)、横浜・川崎市98.93(同0.81ポイント減)、埼玉東南部97.10(同0.14ポイント減)、千葉西部95.77(同変動なし)。

 地方都市では、札幌市103.85(同0.96ポイント減)、仙台市118.62(同0.35ポイント減)、名古屋市96.37(同6.73ポイント増)、京都市104.97(同1.13ポイント減)、大阪市104.81(同0.11ポイント減)、大阪広域95.83(同1.57ポイント減)、福岡市99.69(同0.36ポイント減)。

 首都圏では東京23区の、地方都市では名古屋市の伸びが目立つが、それ以外は、概ね横ばい傾向であった。

 物件タイプ別に見ると、東京23区はシングルタイプ(18平方メートル以上~30平方メートル未満)98.94(0.68ポイント増)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上~60平方メートル未満)101.79(同0.30ポイント増)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)97.42(同0.14ポイント減)と概ね横ばい。
 名古屋市ではシングルタイプ110.84(同3.57ポイント増)、コンパクトタイプ89.38(同4.89ポイント増)、ファミリータイプ90.99(同8.84ポイント増)と、いずれも大幅な伸びを見せた。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。