不動産ニュース / その他

2014/12/1

東京都心部の高額賃貸住宅、事業者への転貸を開始/UR都市機構

「品川シーサイドビュータワー」外観
「品川シーサイドビュータワー」外観

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は、高額賃貸住宅のサブリースによる運営委託を開始する。初弾として、「品川シーサイドビュータワー」(東京都品川区、総戸数805戸)の運営事業者を募集すると発表した。

 2013年12月、「独立行政法人改革等に関する基本的な方針」が閣議決定され、東京都心部の高額賃貸住宅(約1万3,000戸)につき、14年度から順次、サブリース契約により民間事業者に運営を委ね、将来的に賃貸住宅事業の経営の過度な負担とならない限り売却、という方針が示されており、それを踏まえたもの。

 同物件は、全体の修繕・維持管理を実施し、賃貸住宅事業の運営(経営)を行なう運営事業者を募集する。運営事業者に対しては、同物件の譲渡に係る優先交渉権が付与される。申込受付期間は、15年2月16日および2月18日。開札日は同年2月27日、運営事業開始は同年7月1日の予定。運営期間は、15年7月1日から25年6月30日までの10年間とする。

 「品川シーサイドビュータワー」は、東京高速鉄道りんかい線「品川シーサイド」駅徒歩1分、京浜急行電鉄本線「青物横丁」駅徒歩10分に立地。敷地面積は1万2,383.75平方メートル、管理戸数はビュータワーIが556戸、ビュータワーIIが249戸。住戸床面積は42~99平方メートル、現在の月額家賃は11万8,000~30万3,000円。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。