三井不動産(株)は6日、訪日外国人向けの「日本橋おもてなしプロジェクト」の第2弾として、新サービスを開始する。
同プロジェクトは、日本橋の文化や歴史、まちめぐりの楽しさを訪日外国人に体験させるため3月から実施しているプロジェクト。第2弾では、言語バリアフリー化の推進策として、多言語翻訳ツール「QR Translator」を導入。タイ語やマレー語など15ヵ国語に対応したコードを、ユーザーが自身の携帯端末で読み取ると自動で翻訳文が表示されるサービス。コレド室町などの店舗に設置され、店舗の概要や日本橋エリアの情報を発信する。
なお、同サービスが都内で導入されるのは初となる。
また、既存の体験型サービスコンテンツを拡充する。外国人コンシェルジュがコレド室町内を巡る「コレドインフォメーション・ガイドツアー(Culture Experience Tour in コレド室町)」に「文化体験ツアー」を増設。コレド室町から福徳神社などを巡る1時間のツアーで、2015年1月から本格稼働させる。参加費は一人1,000円。
さらに、日本伝統文化である「おもてなし」を気軽に体験できる「OMOTENASHI Experience Special Program」に食文化体験プログラムも用意。和菓子作りと茶会体験、巻き寿司作り体験などを提供する。