不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/12/18

三大都市圏中古マンション価格、中心部での強含みが全体をけん引/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは18日、2014年11月の三大都市圏・主要都市別中古マンション70平方メートル価格月別推移を発表した。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計。70平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏の中古マンション価格は2,882万円(前月比1.2%上昇)となり、3ヵ月連続の上昇となった。地域別では、東京都3,896万円(同1.2%上昇)、神奈川県2,456万円(同0.8%上昇)、埼玉県1,857万円(同0.3%下落)、千葉県1,838万円(同0.7%上昇)。東京都が5ヵ月連続上昇して首都圏全体をけん引しているのに加え、神奈川県、千葉県でも上昇。埼玉県も下落したとはいえ、1,800万円台半ばでの安定推移が続いている。

 近畿圏は1,813万円(同0.5%上昇)と持ち直しの気配をみせる。大阪府は1,851万円(同0.8%上昇)と強含んだ。大阪市だけでなく堺市や枚方市でも上昇したことが要因。兵庫県は1,764万円(同0.1%下落)と小幅な下落となった。

 中部圏は1,497万円(同1.4%上昇)で、愛知県は1,563万円(同1.2%上昇)。共に前月に続く上昇で、上昇幅も拡大していることから、市場復調の兆しがみえる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。