不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/12/18

東京都心5区の大規模ビル空室率、3ヵ月連続で改善/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は18日、2014年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の基準階貸室面積200坪以上のビルの市場動向をまとめた。

 東京都心5区の空室率は4.02%(前月比0.31ポイント下落)と3ヵ月連続で低下。3%台が目前となり、需要拡大を背景に需給バランスが一段と引き締まっているとした。現空面積は21万1,537坪(同1万1,744坪減)と減少した。

 募集賃料は、1坪当たり1万8,755円(同159円減)と再び下落したものの、前年同月比ではプラスを維持しており、上昇サイクルは続いている。募集面積は48万6,534坪(同120坪増)と若干ではあるが増加した。

 全国6大都市の空室率は、東京23区4.5%(同0.2ポイント減)、札幌市5.9%(0.3ポイント増)、仙台市10.6%(同0.3ポイント増)、名古屋市5.8%(同0.3%減)、大阪市7.3%(同0.1ポイント減)、福岡市5.2%(同0.3ポイント減)となった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。