プレミア投資法人（PIC)は18日、2014年10月期決算を発表した。
当期（14年5月1日～10月31日）は、営業収益68億2,200万円（前期比2.1％増）、営業利益30億200万円（同2.3％増）、経常利益23億4,200万円（同5.7％増）、当期純利益23億4,000万円（同5.7％増）、1口当たり分配金1万110円（同11円増）であった。
期中、「IPO御茶ノ水ビル」（取得価格14億5,600万円）、「岩本ビル」（取得価格67億円）の2件のオフィスビルを売却し、2億1,400万円の不動産売却益を実現。この結果、同投資法人のポートフォリオは、オフィスビル22物件、レジデンス33物件、優先出資証券1銘柄の56物件、取得価格ベースで2,163億300万円となった。優先出資証券を除いた保有物件の稼働率はオフィスビル92.4％（前期末比2.4ポイント上昇）、レジデンス96.4％（同2.2ポイント上昇）。
15年4月期の運用状況予想は、営業収益67億5,100万円、営業利益29億6,600万円、経常利益23億6,300万円、当期純利益23億6,200万円、1口当たり分配金は1万800円を見込む。
