東武鉄道のグループ会社である(株)東武エネルギーマネジメントは19日、「佐野田沼太陽光発電所」(栃木県佐野市)を竣工。20日より発電を開始した。
東武グループは、社有地など保有資産を有効活用して環境の負荷低減への対策の一環として、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した太陽光発電事業に参入。すでに4ヵ所で太陽光発電所を建設、発電を行なっており、同発電所が5ヵ所目となる。
同発電所には、約6,800平方メートルの土地に198枚の太陽光パネルを設置。発電設備容量は549.5kW、発電電力量は年間約56万kWh(一般家庭約156世帯分)。CO2削減量は年間約284t(約2万6,000本のブナの木を植林したのと同程度の効果)を見込んでいる。
現在、埼玉県内1ヵ所で太陽光発電所の新設を進めており、今後も太陽光利用をはじめとする発電事業、再生可能エネルギーの活用等を推進していく考え。