不動産ニュース / リフォーム

2015/2/17

東京・代官山で築44年のリノベーションビル竣工/ブルースタジオ

「SodaCCo」外観
「SodaCCo」外観

 (株)ブルースタジオはこのほど、築44年のリノベーションオフィスビル「SodaCCo」(東京都渋谷区)を竣工した。

 レストラン運営や不動産業等を展開するアーバンリゾートグループの母体である(株)佐藤商会(東京都目黒区、代表取締役:佐藤正芳氏)の所有する1971年築のビル。ブルースタジオは企画・設計監理を行ない、一部用途変更を伴う全面リノベーション工事を実施した。鉄筋コンクリート造地上6階建て。敷地面積712.42平方メートル、延床面積2,082.72平方メートル。東急東横線「代官山」駅徒歩8分に立地する。

 「子どもとクリエイターの『育つ』が出会う、みんなのビル」をテーマに、1~3階は子供をテーマとした事業者向けのテナントスペース、オフィススペース(全10区画)とした。1階建物前面セットバック部分は豊かな植栽を施し、まちのポケットパークおよびイベントスペースに。また2階メインエントランスラウンジにはカフェ、4~6階にはコアテナントとしてクリエイター専用シェアオフィス「co-lab 代官山」がオープンするる。「co-lab 代官山」は、14ルーム、22ブース、9デスクの固定スペースを用意。30人ほどのフレックスメンバーが登録可能で、総勢150人を超える利用者が集う予定。
 遊びが仕事の子供と、遊ぶように働く大人、また地域住民も集まって、出会いを通じて皆が育っていくことをイメージしている。

 現在、テナントスペース(13万3,000~59万8,000円、28.18~152.91平方メートル)、「co-lab 代官山」(3.00~109.55平方メートル、4万5,000~57万円)の入居者を募集中。先行内覧会等を通じて、一部テナントはすでに決まっている。

 3月1日にグランドオープン予定で、当日は式典やオープニングイベントを開催する。建物を見学できるほか、子供・キッズをテーマとしたフリーマーケット、co-lab ポップアップショップやワークショップを開催し、軽食も用意する予定。参加費は無料。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。