(一社)住宅生産団体連合会は、社会資本整備審議会 建築分科会 建築環境部会 省エネルギー判断基準等小委員会 合同会議で提案した、住宅の一次エネルギー消費量の表示方法を普及・推進していく。
住宅の省エネ基準が、4月1日より「一次エネルギー消費量」を指標とした建物全体の省エネルギー性能を評価する基準に改正される。これにより、300平方メートル以上の住宅での省エネ措置の届出、住宅性能表示制度、ZEH補助事業において「住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム」(Webプロ)による一次エネルギー消費量の計算が必要となる。
これを受け、一次エネルギー消費量の計算結果が消費者にとって理解しやすいものになるよう、合同会議にて表示方法を提案。Webプロのアウトプットとして採用されている。そこで同会でも、一次エネルギー消費量の計算が必要な住宅の標準的な表示方法として利用されるよう、普及・推進していく。
同会では、関係者への周知・徹底とともに、一次エネルギー消費量の計算が必要な住宅、また、先行して施行されている低炭素建築物認定住宅については、表示方法の積極的な採用を促していく考え。