不動産ニュース / その他

2015/3/17

築43年のビルをコンバージョン。保育園等を含む複合施設に/Rバンク

「koishikawa:(コイシカワコロン)」(完成予想パース)
「koishikawa:(コイシカワコロン)」(完成予想パース)

 (株)Rバンクは16日、築43年のビルを用途変更によって複合施設とした「koishikawa:(コイシカワコロン)」を竣工したと発表した。

 同プロジェクトは、同物件の事業者・所有者である(株)プロストホールディングス(東京都多摩市、代表取締役:赤羽正己氏)がRバンクと事業マネジメント契約を締結したもの。
 印刷業の工場・事務所ビルを、保育所・店舗・寄宿舎・共同住宅に用途変更し、地元に根付く複合施設として再生させた。

 都営三田線「春日」駅徒歩7分に位置。鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上7階建てで、対象延床面積は約1,212平方メートル。

 新築時・増築時の確認済証および検査済証が保管されており、メンテナンス状況が良好であったこと等から、建て替えではなくコンバージョンによる再生を選択。
 構造耐震指標Is値が、建築基準法の定める基準0.6を大幅に超えたため、通常よりも高い耐震強度が求められる保育園の誘致も実現した。
 また小石川は、女性に人気があるものの、コミュニティー型賃貸住居がなかったことから、女性専用のシェアハウスを設置。さらに既存構造体を生かした天井高やユニークな間取りのファミリーおよびDINKS向け共同住宅も併設した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。