(一社)住宅リフォーム推進協議会は18日、ホテルメトロポリタンエドモンド(東京都千代田区)で定時総会を開催。2015年度事業計画・収支予算案などを承認・可決した。
総会後、開催された懇親会で挨拶した同協会会長の吉田忠裕氏は、「今やリフォームは住宅業界にとって重要なテーマ。既存住宅をリフォームして日本の住宅環境を良くしていく方向に向かっており、国や国民、民間企業が一体となって徹底的に行なっていくことが必要。当協議会では国への要望を明確打ち出し、その体制が整ってきたと言われるよう、頑張っていきたい」などと述べた。
また来賓代表として挨拶した国土交通省住宅局局長の橋本公博氏は、「住宅政策の根幹に住生活基本計画がある。現在、次の計画期間のスタートである来年の4月に向けて見直しをしている最中で、住宅ストックをどうするのかを中心に据えて考えている。ストックの維持管理という意味でリフォームは非常に重要。これから政策を考えていく上では、ストックの質を上げるために何をすべきかと第一に考えていかないといけない」などと語った。