不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/7/10

受注拡大に注力するも、期初の受注残の減少で減益に/ヤマダ・エスバイエルホーム16年2月期第1四半期決算

 (株)ヤマダ・エスバイエルホームは9日、2016年2月期第1四半期決算を発表した。

 当期(15年3月1日~5月31日)の連結売上高は97億7,000万円(前年同期比23.4%減)、営業損失3億2,600万円(前年同期:営業損失2億9,000万円)、経常損失3億3,800万円(同:経常損失3億800万円)、当期純損失3億2,800万円(同:当期純損失3億9,900万円)だった。
 
 15年1月策定した経営構造改革「Reborn SXL Plan」を基軸に、各種業務の改善に取り組むとともに、営業施策面においてはマルチブランド戦略(「kobori」、「SXL」、「ヤマダ・ウッドハウス」の3ブランドで展開)を推進し、ゼロエネルギー住宅(ZEH)応援キャンペーンや工場見学会等の販売促進イベントを開催する等、受注拡大に努めた。
 その結果、当期の受注高は前年同期比で約27%増加したものの、期初受注残が前年度より減少していたことから減収。販管費については人件費減少などの効果があったものの、減益となった。

 主力の住宅事業では、設計力・デザイン力・提案力を活かした商品戦略により拡販に注力。さらに新商品として3階建て住宅「yutoRino」を発売した結果、セグメント売上高は73億8,400万円(前年同期比23.5%減)、営業損失は2億3,800万円(前年同期:営業損失2億3,400万円)となった。

 通期については、売上高512億4,000万円、営業利益2億5,000万円、経常利益2億円、当期純利益1億円を見込んでいる。

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