(株)ウエストホールディングスは14日、2015年8月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年9月1日~15年5月31日)の連結売上高は317億9,200万円(前年同期比24.1%減)、営業利益33億300万円(同52.1%減)、経常利益28億7,700万円(同56.3%減)、当期純利益18億4,500万円(同56.3%減)。
主力のグリーンエネルギー事業は、地域に密着したパートナー戦略を展開し、全国40行の金融機関、20社の大手税理士法人事務所、180社の工務店と提携し、事業拡大を推進。しかし、電力会社の接続検討の影響が続く中、新たに固定価格買取制度の運用見直しが行なわれ、太陽光発電に対する出力制御ルールの適用により、市場環境は急激に厳しさを増した。その結果、売上高317億1,500万円(同23.6%減)、営業利益39億1,700万円(同47.6%減)となった。
エコリフォーム事業も、省エネ機器設置・設備リフォームなどのニーズが見込めることから、取扱商品の開発・選定に進めたが、売上高7,200万円(同80.2%減)、営業利益1,400万円(同32.7%減)となった。
通期では、連結売上高482億6,700万円、営業利益55億5,300万円、経常利益50億6,000万円、当期純利益30億8,400万円を見込む。