ジャパン・シニアリビング・パートナーズ(株)が資産運用を受託する「ジャパン・シニアリビング投資法人(JSL)」が29日、(株)東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
上場時の発行済み投資口数は8万4,750口。公募価格は19万円。始値は17万円、終値は17万3,500円となった。
同投資法人は、5月12日に設立。投資対象は、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等を含む「シニアリビング施設」、ならびに病院、診療所、医療モール、介護老人保健施設を含む「メディカル施設」等。上場時のポートフォリオは12物件、資産規模は280億円。
上場に際し、2016年2月期(15年5月12~16年2月29日)、および16年8月期(16年3月1日~8月31日)運用状況の予想を発表した。
16年2月期の営業収益は11億5,100万円、営業利益4億7,700万円、経常利益1億5,800万円、当期純利益1億5,800万円、1口当たり分配金1,803円。
16年8月期の営業収益は9億7,300万円、営業利益3億7,600万円、経常利益2億9,900万円、当期純利益2億9,900万円、1口当たり分配金3,401円とした。