大和ハウス工業(株)は7日、2016年3月期第1四半期決算を公表した。
当期(15年4月1日~6月30日)は連結売上高6,936億8,900万円(前年同期比14.7%増)、営業利益591億7,500万円(同77.2%増)、経常利益595億7,800万円(同72.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益422億9,800万円(同379%増)でいずれも過去最高を達成。売上高は5期連続の増収、営業利益は7期連続の増益となった。
戸建住宅は売上高710億円(同5.8%減)、営業利益2億円(前年同期:営業損失8億円)となったが、賃貸住宅セグメントの売上高が2,028億円(前年同期比15.2%増)、営業利益203億円(同30.1%増)と好調。また事業施設についても売上高1,712億円(同31.6%増)、営業利益249億円(同146.7%増)と大幅に増加。受注については戸建住宅が1,908戸、631億円(同4.2%増)、集合住宅は1万1,574戸、1,441億円(同22.1%増)となった。
なお通期業績については連結売上高3兆円、営業利益2,000億円、経常利益1,920億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,250億円を見込む。