不動産ニュース / 開発・分譲

2015/8/26

将来のリフォームに配慮したソーラーパネル架台を開発/長谷工コーポレーション

リフォーム用ソーラーパネル架台。パネルを持ち上げて作業スペースを確保できる
リフォーム用ソーラーパネル架台。パネルを持ち上げて作業スペースを確保できる

 (株)長谷工コーポレーションは26日、金物メーカーの港製器工業(株)(大阪府高槻市、社長:岡室昇志氏)と共同で、既築マンション屋上に太陽光発電設備を設置する際の「リフォーム用ソーラーパネル架台」を開発したと発表。

 環境への配慮や売電による修繕費の軽減を目的に、既築の分譲・賃貸マンションでも太陽光発電の導入検討が進められている。そこで同社グループでは、ソーラーパネルの設置工事費を抑え、将来の屋上防水リフォームにも配慮したソーラーパネル架台を開発した。

 既存マンションの屋上の防水層を剥がすことなく簡単な施工で設置ができるのが特徴。市販のステンレス製基礎を使用した場合と比較して、設置工事費用の抑制が可能。またソーラーパネルを持ち上げることで、将来の防水リフォーム時の作業スペースも確保できる。

 今後、(株)長谷工リフォームがマンションの管理組合に、(株)長谷工ライブネットが賃貸マンションのオーナーに、それぞれ導入提案を進めていく計画。

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