住友林業(株)と三井物産(株)は15日、北京金隅装飾工程有限公司(以下、「金隅装飾」)の第三者割当増資を引き受け出資参画したと発表した。
中国の集合住宅は、顧客が自由に内装を設計するスケルトン渡しが主流だが、最近では不動産価格の高騰等の事情を背景に、内装付き住宅の供給が増加傾向にあることから参入するもの。
両社は、日本式の内装設計・施工技術やノウハウなどを金隅装飾に導入し、省スペース化を実現した住宅、快適で安心・安全な住宅を中国に普及していく方針。
増資後の金隅装飾の出資比率は、北京金隅商貿有限公司51%、住友林業29%、三井物産20%。