(一社)日本断熱住宅技術協会(会長:平田 恒一郎氏)は、26・27日にマリンメッセ福岡(福岡市博多区)で開催された「住まいの耐震博覧会」にブースを出展。省エネルギーに関心の高い多数の事業者が足を運んだ。
同協会は、断熱性能の向上により建築物の積極的な省エネルギー化を図り、住宅関連事業者への啓発、技術者の育成、さらには一般消費者への訴求を行なうことで、豊かな社会資本の実現を目指すことを目的に設立された。毎年、名古屋、仙台、大阪、福岡、東京で開催される同博覧会にブースを出展し、断熱材の普及に努めている。
今回は、夏季の遮熱に有効な木質繊維断熱材の展示物等を設置。同協会は、「木質繊維断熱材は、冬は寒く、夏は暑い福岡のような土地に最適。また、異常気象により熱中症が多発しているわが国にとって期待の持てる断熱材料である」としている。