(株)アキュラホームは16日、職人技を取り入れた普及価格帯の住宅商品「木和美」を発売する。
組子細工による障子の骨組みに、和紙職人の手漉きによる和紙を張ったオリジナル建具や、左官職人による左官仕上げを内壁、外壁に採り入れるなど、伝統技術を住空間に生かしていく。
同社は今春、職人の手仕事を住宅建築全体に反映させる高額帯住宅ブランド「AQレジデンス」をスタート。同ブランドでは、フルオーダーで個別の住宅をゼロから作り込んでいるが、「木和美」はそうした職人の手仕事を購入者の要望に応じ建物の一部に限定して採用。普及価格帯での販売を可能にした。
販売価格は延床面積133平方メートル・2,000万円台から。将来的には、同社が主宰する工務店ネットワーク・ジャーブネットでの販売も計画している。