(公社)日本不動産鑑定士協会連合会は14日、マラソンのオリンピックメダリストである有森裕子氏らを講師に招き、創立50周年記念講演会を開催した。
有森氏は、自身のマラソン人生を振り返り、「喜びはもちろんすべての感情を力に変える発想が重要」とした上で、自分の欠点を特長ととらえる逆境の乗り越え方、人を成長させる指導方法などについて講演した。
また、会の冒頭挨拶した同会会長の熊倉隆治氏は「不動産鑑定評価は、この50年の活動の積み重ね等によって、諸外国にも高い評価を得ている。今後も適切な不動産鑑定業を通じて国土の有効利用を実現し、豊かな社会構築へとつなげていきたい」などと述べた。