パナホーム(株)は28日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,629億9,900万円(前年同期比6.9%増)、営業利益は47億3,900万円(同7.3%増)、経常利益は45億6,600万円(同1.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億400万円(同2.5%増)となった。
新築請負事業では、パナソニックグループの技術を生かしたZEHの基準を超えるエコ性能「ゼロエコ」を推進。4月にはこれを標準採用とし、主要部材を大型化して現場施工の省力化を実現したNEW「CASART」を発売した。また、子供の自立を考えた子育て住まい提案「KodoMotto」を戸建住宅全商品に展開するなどした結果、受注高は1,064億8,100万円(同8%増)となり、売上高は969億1,100万円(同5.4%増)を計上した。
街づくり事業では、「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」をフラッグシップに、住む人の快適性、地域特性、環境に配慮したまちづくりを推進。4月には仙台復興の拠点の一つである防災集団移転地域に「さきまち荒井南サスティーナタウン」のモデル街区が完成した。また、各地区での分譲フェア等を実施し、拡販を図るとともに販売用土地確保に努め、受注高は395億8,800万円(同58.8%増)、売上高は255億3,800万円(同2.9%増)となった。
通期は売上高3,450億円、営業利益171億円、経常利益172億円、親会社株主に帰属する当期純利益は103億円を見込んでいる。