国土交通省は10月30日、2015年9月の大手50社の建築工事受注動態統計調査の結果を公表した。
受注総額は1兆4,360億円(前年同月比6.7%増)で3ヵ月ぶりに増加した。
民間工事は1兆758億円(同13.4%増)で11ヵ月連続で増加。発注者別では、不動産業、運輸業、郵便業、サービス業等が増加し、電気・ガス・熱供給・水道業、製造業、金融業、保険業等が減少した。
公共工事は2,877億円(同0.8%増)で8ヵ月ぶりに増加。国の機関からの発注は1.6%増加したが、地方の機関からの発注は0.3%とわずかに減少した。
海外工事については274億円(同58.2%減)と大幅に減少した。