住友不動産(株)は10月30日、強度を高めた高倍率耐力壁「パワーパネル」を開発。同社で請け負っている注文住宅のウッドパネル工法の全商品で標準採用すると発表した。
パワーパネルは、一般的な在来工法の筋交い耐力壁が壁倍率2.0倍なのに対し、内周部11.1倍、外周部13.4倍と、在来工法の5倍以上の強度となる。
これにより、高い耐震性を維持したまま、最大5.6mの大開口を作ることも可能となる。これにより、長期優良住宅の耐震等級3(最高等級)を確保しつつ、開放的な大空間や大開口など、より自由な家づくりができるようになる。