(株)桧家ホールディングスは9日、2015年12月期第3四半期決算を発表した。
当期(15年1月1日~9月30日)の連結売上高は522億500万円(前年同期比3.1%増)、営業利益は22億2,600万円(同53.4%増)、経常利益は22億1,200万円(同49.4%増)、四半期純利益は9億3,000万円(同157.7%増)となった。
当期は顧客のニーズにあった新商品開発と展示場づくりのほか、住宅関連サービスの拡充をする等、売り上げ拡大に努めた。
主力の注文住宅事業では、桧家ブランドの販売棟数が前年同期を下回ったものの、パパまるブランドの販売棟数および1棟当たりの販売単価が上昇したことで、売上高は増加。一方、当期首に実施した子会社の合併および採算性の低い展示場の閉鎖に伴うコスト削減効果により、利益面も前年同期を大幅に上回った。その結果、受注棟数は1,905棟(同5.0%増)、受注高は359億1,900万円(同6.3%増)、売上棟数は1,512棟(同0.1%減)に。セグメント売上高は296億9,300万円(同0.9%増)、セグメント利益は13億8,200万円(同235.0%増)を計上した。
通期については、売上高808億円、営業利益49億円、経常利益47億300万円、当期純利益15億4,000万円を見込んでいる。